あなたの知らないアートの世界
美術館に行くのがちょっと楽しくなるアートの話
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近代アートに関する記事のまとめ
ブログの目的
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アートの大量生産!ウォーホルのファクトリーとポップアート
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20世紀を代表するハリウッドスター、マリリン・モンローのイメージがひたすら繰り返される アンディー・ウォーホール の「マリリン」(1967)はポップアートの代名詞的作品です。 そしてポップアートは現代アートの代表的芸術運動。そんなポップアートに今回は着目します。 ...
感情を経験する場としての絵画と抽象表現主義
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キャンバスに荒々しく叩きつけられた色、色、色。画面は色のカオスで覆われています。一見狂人の描いた絵です。しかし実はこの絵、アメリカ美術史始まって以来の天才だと言われた大芸術家 ジャクソン・ポロック によって描かれたものです。 なんと彼の作品は100億単位で取引され...
シュールレアリズムと混沌への扉を開ける2つの手法
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死体がベッドの上に横たわり、その傍らには音楽を楽しむ暗殺者が佇んでいます。彼の死角には二人の警官が武器を構えチャンスを窺っており、窓の外からは3人の目撃者が部屋の中を覗きこんでいます。 マグリット の「暗殺者危うし」(1927)という絵は一見写実的に見えますが、な...
アートをぶち壊せ!「無駄無駄無駄」のダダイズム
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この絵はルネサンスの巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチによる「モナ・リザ」(1503-1519)。ではなく、 デュシャン による「L.H.O.O.Q」(1919)です。ダンディなひげが書き足されています。 「これが芸術?ただのおふざけじゃないか」と思うかもしれません。そう...
これまでのまとめ:20世紀前半の連続的イノベーションを振り返る
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今回は今までの現代アート史に関する投稿の内容をざっとまとめ、アートの歴史を塗り替えていった数々のイノベーションを振り返っていきたと思います。 アートのブレイクポイント 自然を模倣することは芸術の大前提 。古代に描かれた壁画から印象派の絵画まで、自然をどれだ...
絵画の中の恒久平和とモンドリアンの新造形主義
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人生にはいろいろな対立があります。ネガティブとポジティブ、意識と無意識、精神と肉体、男性と女性、善と悪、光と闇。。。 対立はいつだって個の強調から生まれます。何かを個別のものとして定義することで、それとそれ以外に世界は分かれてしまいます。そのような分裂から異な...
ロシアの黒い正方形と社会主義的芸術
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白い背景に黒い正方形。ロシアの芸術家 マレーヴィッチ による「黒の方形」(1915)は絶対主義の代表的作品です。これが芸術!?と思うかもしれませんが、立派な芸術作品なのです。何がこの黒い正方形を芸術たらしめているのか… 舞台は社会主義の風が吹き荒れる1900年頭のロシ...
曲線のアール・ヌーヴォーと直線のアール・デコ
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今回は19世紀末から20世紀初頭にかけて流行った装飾美術に焦点を当てたいと思います。 装飾美術というのは 器具や建造物など、実用品の装飾を目的とする美術 のことです。いわゆる純粋美術とは区別されます。アートと言うよりデザインに近いです。 19世紀末にはアー...
色彩による二次元のオーケストラとその作曲家たち
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近代アートの歴史上、絵画は視覚表現の追求とともに現実から遠ざかっていきました。フォーヴィスムにより色の、キュビスムにより形の自由革命がもたらされます。 結果として行き着いた先は現実を「再現しない芸術」抽象芸術でした 。 抽象芸術は現実を模倣する、たとえば肖像画のよう...
機械文明の礼賛、未来派とダイナミズム
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キュビスムと時を同じくして、未来派という絵画運動がイタリアで誕生しました。 イタリアの詩人マリネッティが未来派宣言というものを当時のフランス有名新聞、ル・フィガロ誌に出したことがきっかけとなります。 未来派宣言の内容は、 伝統により創造性が押し殺されているか...
世界の終わりと世紀末のメッセンジャーたち
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その時には、人々は死を求めても与えられず、死にたいと願っても、死は逃げて行くのである。 ―黙示録9章 世紀末に世界は滅びる。。。そんな終末思想に感化された19世紀末の象徴主義。恐ろしい異形のものたちが巣食う世界が耽美的に描かれます。 ということで、今回は目に...
悪名高きキュビスムを徹底解説
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今回は遂にあの悪名高きキュビスムを解説していこうと思います。ピカソの絵がわからない?大丈夫です。これを読めば少なくとも彼の意図したことは理解できるはずです。 キュビスムとはなんぞや キュピスムとは一言で言えば「 分析的観測により対象を分解する 」という手法です。 ...
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