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Apple本社のジョブズ記念像がシュールな件w




アップルの創業者スティーブ・ジョブズを偲ぶ銅像を本社に設置するプロジェクトが進行中らしく、1万以上のエントリーから最終選考に選ばれたのがこのモニュメント。セルビア在住の彫刻家Dragon Radenovicが作ったそうです。


柱のてっぺんからジョブズ。その柱からはキリル文字と1と0をモチーフにした彫刻が設置されています。1と0ってのは2進数を表現してるみたいです。


これはミニチュアモデルで、これからカリフォルニアのアップルに送られ最終審査を通過したら制作が開始されます。実物は3~5mになりクパチーノのアップル本社内に設置されるそうです。


Radenovicさんによると、この作品の不完全性が高く評価されたとのこと。

不完全性と芸術的価値

この銅像が芸術的に見てよいかどうかは見る人それぞれなのですがぼくは好きです。


不完全だからこそ完全を目指す、とか。不完全だから想像の余地がある、とか。不完全だから人間性を感じられる、とか。不完全さが魅力を生むということはあります。


たとえば、「サモトラケのニケ」という有名な彫像には首も腕もありません。この不完全さが謎を生み作品をより魅力的にしているとぼくは思います。


価値観が多様化した現代において、芸術的価値も「本物にそっくりである」とか「計算されつくした完璧な造形」といったものさしでは測りきれません


そのような意味では、銅像の不完全性が評価されたという彫刻家の分析も的はずれなものではないのかなと思います。


それでも、アップルの洗練されたイメージとこの銅像は程遠いので結構ショッキングなニュースではありますが。


ソースはこちら






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